なにわの海の時空館 2000
カテゴリー
- 美術館・博物館・展示施設
スコープ
- ファサード
- インテリア
竣工年
- 2000
ロケーション
- 日本
プロジェクトチーム
- 東京
Client : 大阪市湾岸局
Design : ポールアンドリュー・アーキテクト
大阪市の南港に建設された直径70mのドーム建築で、海の交流史を展示する博物館。来場者は陸上のエントランス棟から全長60mの海中トンネルを通って展示棟へ入るので、陸上からはこの建築が海の中にポツンと浮かんでるように見える。ドーム内に足を踏み入れると、先ず巨大な木造船が目に入り、開放的な4層吹き抜けの展示フロアが眼前に広がる。日中に陽光を反射して輝いていたドームは、日が暮れてくると徐々に外部に対して透明度を増し、建築の内外の光が反転する。夜間には内部の空間が耀き立ち、海に漂着した宇宙船ような表情を醸し出す。
- Awards :
- 2002 北米照明学会 Illumination Award / Award of Merit