大分県立美術館 2015
カテゴリー
- 美術館・博物館・展示施設
スコープ
- ファサード
- インテリア
竣工年
- 2015
ロケーション
- 日本
プロジェクトチーム
- 東京
Client : 大分県
Design : 坂茂建築設計/オンサイト計画設計事務所(ランドスケープ)
企画展、コレクション展、県民ギャラリーなど、さまざまな用途にフレキシブルに対応できる設備を備えた美術館。特に1階の展示室は可動壁により、細かく区切った閉じた展示から、アトリウムを一体的に使用したオープンな展示まで多様に姿を変えるため、照明もそれに合わせて変更可能になっている。大通りに面した天井高10mのアトリウムは、長さ屋久80mにわたって、高さ6mのガラス水平折戸で囲まれた開放的な空間となっており、夜もアートを感じられる市民のくつろぎの場となる。竹工芸をイメージさせる木格子構造をガラスで覆った外観は、夜は柔らかく照らし出され、街にあかりを提供する。
*Photo #1, 2 credit : Masayuki Hirai