可児市文化創造センター　ala 2002

大小2種類の劇場､ギャラリー､各種活動ロフト､ワークショップルームなどを備え、市民の文化創造活動の拠点となる施設として設計された建築である。ブロック状に点在する諸室を大きな平屋根が覆う。各ボリュームの壁面をそれぞれ異なった手法で照らし出し明るさ感を与えた。芝生の庭を囲むようにL字に延びる建築のガラスファサードからは、夜になると各ブロックの壁面が輝き立ち、その輝きが銅板天井に映り込むことで、内部のアクティビティがダイナミックに表現される。