潟博物館 1997
カテゴリー
- 美術館・博物館・展示施設
スコープ
- インテリア
竣工年
- 1997
ロケーション
- 日本
プロジェクトチーム
- 東京
Client : 旧豊栄市(現新潟市)
Design : 青木淳建築計画事務所
福島潟の生態を紹介するための博物館で、地盤面で直径16mの床が7階の頂部では28mに広がるという逆円錐形をしている。1階のエントランスから最上階まで螺旋階段で結ばれ、4~7階の螺旋スロープは、ファサードのガラス壁を通して周囲の潟を360度で鑑賞できる展示ギャラリーになっている。日中にはあり余る自然光を吸収して周囲に広がる潟の自然を一望するが、夜になるとそのエネルギーを発散するかのように、建築内部の光が一斉に外に溢れ出す。そんな美しいランドマークにしたかった。漆黒の潟に輝く姿はさながら宇宙ステーションのようである。