Sentosa Sensoryscape 2024

シンガポールのセントーサ島に、内陸からビーチへと続く350メートルの屋外遊歩道が開通した。この遊歩道は、自然、建築、そしてインタラクティブな光のデジタルアートを融合させ、視覚・触覚・嗅覚・聴覚・味覚・想像力を刺激する６つのガーデンにより新しく魅力あふれる夜間景観となっている。器のようなストラクチャーにはそれぞれ異なる照明が施され、ファサードをユニークに見せている。手すりの照明は、遊歩道全体を繋ぎ、６つのガーデンを体験するための道しるべとなっている。一方で、周囲の森に溶け込むような繊細な景観照明も施されている。遊歩道の終点には「ガーデン オブ ライト」があり、色彩が変化するカスタムメイドの花のつぼみが、夜空を華やかに彩る。つぼみの色彩は夜を通して変化し、時間の流れを感じさせる。

Photo credits : Sentosa Development Corporation